ものごとには始まりがある

2013年02月07日

「いい人生だった」と叫びたい

「いい人生だった」と叫びたい

 あなたは今何歳ですか?
今までどんな人生を歩んできましたか。

 人は過去にどんな生き方をしてきたかに関係なく、自分の人生に意味付けをするものです。
自分の存在感を無意識に確認しているのかもしれません。
 
 そして「これでよかったのだ」と自分に言い聞かせながら…明日に向かう。
自分の人生は自分のものです。

 人はいつか死という終末を迎えます。
「いい人生だったなぁー」と思えるような終末を迎えたい。
 
 そのためには自分に正直に生きていかないと必ず悔いを残すような気がします。
 
 どんなに地位や名誉を得たとしても自分に正直に生きることができなければ心から満足を得ることができないかもしれません。
 
 私は学生時代に勉強もせずに登山に明け暮れていました。
吹雪の中、冬山の尾根道を歩いたときなど言葉では言い尽くせないほどの達成感を味わった。
 
 登山は他人から見ればたわいもない行為です。
しかし、私にとっては生きている生命の叫びなのです。
 
 そこは地位や名誉やお金を得るための行為とは無関係の世界です。
 ひとつ間違えれば死と隣り合わせの世界です。
 
 人は誰でも何らかの報酬(金銭、地位、名誉など)を得るために日夜エネルギーを使い果たしています。
 しかし、一方では何の報酬も期待せずに情熱を燃やすものを持っているものです。
 
 無駄な行為の中に人生の宝物があるように思えます。
 
 私は学生時代の登山を通して得た感動や生命観が、自分の人生の原体験になっています。
 そして、世俗的な報酬に関係なく、自分に正直に魂を打ち込めるような仕事ができたらどんなに幸せだろうかとも思った。

 人からどう評価されようと、私は自然に老いながら死の瞬間まで、
「流れのまま」に生きて行きたいと思います。

 そして「いい人生だった」と叫びたい。


yume2323 at 15:31コメント(0)夢をかなえる  

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